風水インテリア:屋根

屋根の形が住居の基本的エネルギーを決定します。なぜ、屋根の形で波動が異なり、そこに住む人に影響を与えるかと言えば、屋根の形によって気の集まり方、流れ方が違うからです。

気が集まり、安定した流れを保てる屋根であれば、そこに居住する人も集まった気を受けることができるため、影響を受けることになるのです。

片割れの屋根と風水インテリア

この形の屋根の住居に住んでいる場合に親子関係は円満になりにくい、あるいは問題が発生しやすいと言えます。

良い気が入って来る空間が片流れ天井になっていれば運気は向上し、悪い気が多い場ならば運気は不安定となるものです。

サラリーマンにはあまり向かず、自由業や人気商売や流行による仕事をしている人には大チャンスがめぐって来やすい住居となり、居住者も自由業となりやすいものです。

屋根を頭の形として捉えると、片流れは片側がない形となるため、そこの居住者に脳障害を誘発しやすいと考えられます。

また、気の流れが屋根に沿って落ちると鋭角に大地に当たり、大地に対して攻撃的であるともいえます。つまり、片流れの屋根は大地の気をも不安定にしているのです。

ピラミッド型の屋根と風水インテリア

この形は気を集める力が非常に強くなります。家の中央、人体の頭部では百会というツボに相当する部位に集中的に気が集まるため、脳を非常に活性化します。

そのため、この方形の屋根の空間は瞑想に向くと言えます。また、寝室の天井だけ、方形にするのも寝ている間に脳を活性化して効果的です。

ですが、発展力や家運に対する波動数値が低いので、一般的な住居や仕事場にするには向きません。

仕事を退職した老人が自分の意識だけ活性化させたい場合や、明らかに脳の病気である人の治療を速めるには利用できます。

陸屋根の家の風水インテリア

真っ平であるために気に動きが生じません。ですから、上へ伸びようとする気がなくなってしまいます。

屋根の形状は個人住宅だけでなくビルやマンションの場合も重要で、屋根のカタチが真っ平らならば、発展力が弱いと判断します。財運もクリエイティブさも失うカタチです。

寄棟の屋根と風水インテリア

この屋根の形は、人間をおとなしくする波動を放っています。ですから、物事を無難に済ませたい人が住むには適切であり、住居の波動としては安定性を持つ家となりますが、発展力には乏しくなります。

風水が整っていれば聖人や人に尊敬されるような人物が出やすい場となるでしょう。サラリーマンや性格的に落ち着いた人には向く家となります。また、親子関係を良くしたい家庭には適しています。

切妻・入母屋の屋根と風水インテリア

住居のシンメトリーであるような住居は創造性と発展性を住人にもたらします。大地の気の流れが上方へ向けて流れやすく、住人の性格も肯定的な人間が形成されやすくなります。

これらの屋根は脳に対しても鎮静効果を持ちます。
切妻と寄せ棟の中間である半切妻は、切妻・寄せ棟のいずれよりも低い波動数値になっています。上に伸びる気の流れを途中で腰砕けにしていると言えます。

腰折の屋根と風水インテリア

これは脳全体に覆い被る形になるため居住者を抑制する傾向があります。

居住には向かず、一番多く使われるのが牛舎であるのも頷けます。


越屋根と風水インテリア

波動計測では可もなく不可もなしというところです。

しかし、頭の上に余計なものが乗っている形であり、風水から見ると勧めません。


招きの屋根と風水インテリア

この形も側面から見るとシンメトリーではないので、気の流れが不安定です。基本的に左右対称でない屋根というのはバランスが悪いです。なるべく建てない方が良いと言えます。


ドーム型の屋根と風水インテリア

この形は天の気を集めるパワーがあり、森の中にあって特に力を発揮し、瞑想家や情報を集めるような仕事の人にはもってこいの形です。

活動的な気エネルギーが強い人にはうまく気の調整ができ、リラックスが起こる住居となるでしょう。

しかし、活動力をつけたいとか表現力をつけたい人には不向きと言えます。そんな人には切妻がよいでしょう。



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